鈴立山若松寺は、寺伝によれば、白鳳時代の和銅元年(西暦708年)人皇四十三代元明天皇の御宇に、奈 大寺建立の四聖
 の一人で大仏造営の勧進役を務めた行基菩薩によってかいざんされ、平成二十年に開山千三百年を  迎える当地域屈指の古
 刹であります。

 平安時代の第五十六代清和天皇の貞観年中に慈覚大師円仁和尚が登山され、山頂にあった堂宇を現  今の鈴立山中腹に打つし、
 更に造営工事を加え、大規模な伽藍配置をし、その護持のために山上に妙法堂・福性院の清僧寺二カ寺 を設け、両寺が隔月の月 番をもって観音様に献膳し、更に山麓に妻帯寺として子孫世襲し、永く祭事、  法儀、法典等の法燈を守護せしめるために十一カ寺
 (坊)を設置し、現在も十三カ寺からなる一山組織を形成している。
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、精神誠意をつくすことである。
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若松観音開山行基菩薩須彌檀制作過程

       
須彌檀作成その@
 土台の部分ヒバ材料で出来ていて、
 足元に彫刻が施してある。

須彌檀作成そのA
 中間の大座として柱とのあいだには 、額縁にしゃくりが施してある。 同じ く材料は、ヒバ材料でできている

 
                          
 
須彌檀作成そのB
 大座の上台の欄干には、彫刻でカーブを
 付けてある。材料は、ヒバ材

須彌檀作成そのC
 仕上げた大座に畳をおき、若松観 音を
開山した行基菩薩を祭った。
 
                         
須彌檀作成そのD
 土台、中間の大座、上部大座と
 欄干、ついたてを組立る。 材料は   、オールヒバ材である。
須彌檀作成そのE
 組み上げた大座にカシュ塗りお施   した。




















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